例6)父さんパイロット離着陸大成功! @つくば

2018/05/08

父さんパイロット離着陸大成功!

父さんパイロット高橋さんのフライト・レポート

1月30日、2回目のフライトにして遂に、離陸、着陸に成功しました。

realflight

フライトシミュレータの効果は抜群です。高橋さんの製作した京商カブは少し調子が悪く修理の必要があったため、急遽リトルベランカ社有機第2号、ラスカル40ARFにてフライトを開始することにしました。先日のレポートでもお伝えしていますようにラスカル40ARFは、スピードはブルーマックスよりありますが、ホントに安定して飛んでくれます。だから、フライト2回目という高橋さんにも安心して飛ばしてもらうことができるはずです。最初は先週のおさらいで上周飛行を繰り返しました。先週より、かじの打ち方が滑らかで、かなりの低空でも少し安心してみていられます。2回目は、上周飛行から、着陸進入の練習に入ります。
何度か繰り返しているうちに高度良し、ファイナルの位置良しのところで、いよいよ着陸にトライ、緊張します。でもエルロンを修正しながら、地面をなめるように着陸しました。「ヤッター!」と「おめでとう!!」の声、そしてみんなからの握手で、高橋さんも完全に舞い上がっています。とにかく自信をつけた高橋さん、3回目のフライトは言うまでもなく、離陸から。糸を引くようにラスカルがテイクオフしていきます。白とブルーの機体が美しい。何度か上周飛行、もうかなり安心してみていられます。その時、僕の携帯に電話が入り、なにやかにや話している間に高橋さんは自ら着陸を決定。

rascal

僕が電話を終えて振り返ったときには無事ラスカルが着陸していました。リアルフライト・シミュレータの練習成果が本当に出ました。フライト2回目にして離着陸した高橋さん、本当におめでとうございます。でも、基本を忘れずにステップ・バイ・ステップで進んでください。結局はそれが早道です。

高橋さんバルサキットはその次にしてください。何故なら、『確実にゆっくり飛ぶ飛行機を最初のフライトでは選ぶべき』だからです。その点、我田引水になりますが、弊社の「ブルーマックス」は絶対にお薦めです。それでも最初のフライトは必ず飛ばせる人と一緒に行ってください。その人に最初は飛ばしてもらってトリム合わせをしてもらってください。どんな機体でも多少のクセを持っているので、まっすぐ飛ぶように調整してもらってください。飛ばす前に重心位置だけは、何はともあれ確認してくださいネ。さあ、一歩踏み出してみませんか。この冬のうちにシミュレータの練習と機体作りをして春になったら、初フライトにチャレンジしてください。遠くに思えたあの空も、もうすぐ自分のものになります。